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正しい血圧の測り方を知って備える

2020年01月10日

家庭でも自分で簡単に計測できる血圧計は、高血圧や低血圧を管理する場合には大変便利です。
しかし正しい測り方を知らないと、測り方次第ではかなりの誤差が生じてしまう場合があります。
正しい血圧計の測り方を知って健康管理をしていきましょう。

最近は多数の健康メーカーから血圧計が販売されています。
正確に測定するには信頼できるメーカーを選ぶと良いでしょう。
毎日行う正しい測り方では、決まった時間帯に血圧を測定する事が大切です。
血圧は一日の中で常に変化しています。
推奨されている時間帯は起床から1時間以内と就寝前です。
逆に食後や入浴直後は血圧が高くなりますので、ふさわしくない時間帯になります。
なお、高血圧の方は降圧剤を服用している場合、実際よりも数値が低くなる可能性がある為、服用する前に測定しましょう。

測定する腕の位置も重要です。
ポイントは上腕を心臓と同じ高さに合わせて測定する事です。
測定する時は、素肌か薄い肌着の上から帯をピッタリと巻くようにしましょう。
厚手の服の場合は、腕まくりはせずに脱いでから計測するようにします。
毎日の測定では血圧手帳を付ける事をお勧めします。
高血圧や低血圧で治療を受けている人は医師に見せる時にも便利で、気になることがあれば相談も出来ます。
記帳していく上で正しい測り方の基本としては、2回続けて測定する事です。
1回目は緊張などで数値が高めになりやすい傾向がある為、2回目を記入もしくは2回測定した平均値を記入するようにしましょう。
排尿や排便を後回して我慢したまま計測しても正しい測定は出来ません。
排尿、排便を済ませた後や何かの用事を済ませた後に測定する場合は1~2分程リラックスしてから行いましょう。

血圧を測定する室内の温度にも注意が必要です。
室温は20度前後が適温とされています。
特に寒い冬や暑い夏の朝は室温が適温になってから測定しましょう。
血圧を計測する前はリラックスする事はとても大事です。
血圧はイライラの感情や緊張などの精神状態に影響しやすいからです。
楽な姿勢で5~6回深呼吸して心を落ち着かせましょう。

血圧計にもいろいろな種類がある

血圧計にはまず、病院で使われている水銀血圧計やアネロイド血圧計があります。
病院で行う血圧測定は聴診器が必要で心拍の音を聞いて測定しています。
一方、家庭用では上腕式を始め手首式や指式、アームイン式上腕式があります。

家庭で使える一番スタンダードなのが上腕式です。
適切な強さで腕帯を巻く必要がありますが、腕の太さに関係なく簡単に装着が可能です。
腕帯の種類も色々ありますので自身で使いやすそうな商品を選ぶと良いでしょう。
腕の太さに合わせて巻ける軟性腕帯は柔らかい素材で優しく装着できます。
若干コツが必要ですが、慣れれば一人でも巻ける様になります。
上手く出来ない場合は、他の人の手を借りて巻いて貰いましょう。

アームイン上腕式は、筒状になっている本体にただ腕を通すだけの全自動型で簡単に測定出来ます。
自由に測定出来るように病院や薬局などに置いてある事があります。
腕に付ける帯が上手に巻けない人には便利です。
他の血圧計よりも大きめなので置いておく場所の確保が必要になります。

手首式は測定する時に上着を脱ぐ手間もなく、簡単に装着できるメリットがあります。
小型なので旅行先や外出先に持ち運べて測定する事が出来ます。
価格も上腕式に比べリーズナブルな点も人気があります。
上腕式と比べるとデータに多少のバラつきがあるデメリットもありますが、以前よりも精度は良くなってきています。
腕に巻いたら血圧計が心臓の高さになるように膝を曲げ腕を上げるのが正しい測り方になります。

指式は手首式と同じく持ち運びに便利ですが、正確性に欠ける部分もあるので、家庭で測定する場合は上腕式か手首式が良いでしょう。
なお、上腕式と手首式では測定する位置の血管の太さや固さが異なる為、数値に違いが出ることもあります。
これは手首式の特徴とも言えるので、覚えておくと病院で測定した時の数値と違いがあっても驚く事はなくなります。

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