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低血圧の場合はどんな症状が引き起こる?

2019年12月03日

低血圧は血圧が正常よりも低い状態であることを言いますが、血圧の数値が低いことが必ずしも病的な状態であるとは限らないということから、重要視されにくい点があり高血圧に比べて明確な診断基準がありません。
また低血圧の基準についての見解は臨床においても様々異なる場合がありますが、一般的にWHOの診断基準では血圧の数値が収縮期血圧100mmHg以下、および拡張期血圧60mmHg以下のものを低血圧と定義されています。

そもそも身体には血圧を運動時や安静時に応じて適宜調節して正常範囲を維持する機構がありますが血圧が低くなり過ぎると全身の組織や細胞への血液供給が十分行われにくくなることに繋がります。
したがって低血圧は人によっては日常生活に支障がない場合があるものの身体に何らかの症状が現れるような場合においては低血圧が症状をもたらす引き金になっている可能性があり問題となってきます。
その症状として代表的なものには、頭痛やめまい、身体の疲れ、身体がだるいなどの他に不整脈が現れるなどがありますが、低血圧には大きく2つのタイプがあり本態性低血圧と二次性低血圧に分類されています。

本態性低血圧は低血圧の多くを占めているタイプのもので、特別に原因となる疾患が見られず慢性的に血圧が低い状態で体質的なものであることが多いとされています。
そして症状としては上記で挙げた頭痛やめまい、身体が疲れやすくだるいといった症状が現れやすくなります。
なおこうした自覚症状が見られない場合もあります。

一方、二次性低血圧は何らかの原因、例えば心機能が弱っていたり、自律神経の不調、感染症などを背景に起こり得るタイプのものであり、代表的なものとして起立性低血圧が挙げられます。
起立性低血圧は急に起き上がったり身体を動かした際に急激に血圧が低下する状態を言い、下半身の血液が心臓に戻りにくくなって脳への血流が不足して生じてくるものです。
症状としてはめまいや立ち眩み、不整脈などの他にも場合によっては失神を引き起こすことがあります。

低血圧を改善するには?

このように低血圧は自覚症状が見られない場合がある一方で、様々な症状を引き起こし得るものです。
何らかの疾患に起因するものであると考えられる場合には原因疾患を治療していくことが重要となりますが日常生活の中で改善や予防をしていくことは可能であり重要であると言えます。
以下に低血圧の改善方法について挙げていきます。

低血圧を改善していく方法としては、まず規則正しい生活リズムを構築することが重要です。
食事は3食きちんと摂取することに加えて、食事の内容もタンパク質などの栄養素が十分摂取できるような内容に見直していくことが大切です。
栄養が不十分であることは全身の活動、特に脳への血液供給に影響を与える要因に繋がります。
そして睡眠不足は避けて十分な睡眠時間を確保することや過度なストレスをかけないようにすることも大切となります。
特に睡眠不足や過度のストレスは自律神経の不調を生じさせやすく血圧調節に影響を与えうる要因となります。

上記に加えて適度な運動を取り入れることも重要です。
一般的に低血圧がある場合には手足の末梢血管を収縮させる力が弱く、血液循環が悪くなり心臓への血液が戻りにくくなる傾向があります。
手足の末梢にある血液を心臓に戻していく重要な働きをしているのが筋肉です。
特に足の場合はふくらはぎの筋肉が心臓へ血液を戻すポンプとして大きな役割を果たしています。
したがって筋肉の力を付けていくことが低血圧を改善する重要な方法のひとつとなります。

具体的な方法は例えば、ウォーキングや階段昇降がありますが体操を行うことも効果的な方法です。
ポイントは継続することが大切で無理のない範囲で行うことが重要です。
この他にも水分をしっかり摂取することやシャワーもしくは入浴で身体を温めることも低血圧の改善に繋がる方法であると言えます。

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